家電などの製造メーカーに欠かせないROHS指令

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新たな規制物質

国内で、フタル酸エステルの扱いが大きな問題となっています。事の発端は、1014年に改正されたEUのROHS指令です。改正指令により、鉛やカドミウムなどの6物質に加えて、フタル酸エステル4物質が加わったのです。現在、代替物質への導入のため、企業同士の連携も行われています。

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信頼性の高い業者選び

グローバルに製品を流通させるときには欧州連合の定めるROHSを遵守することが肝要です。違反すれば市場で販売することができなくなってしまいます。例えばプラスチックの可塑剤として使われるフタル酸についての取り決めを熟知している業者を選ぶようにすると安心に取引を行う事ができるでしょう。

試験管

新しく規制される物質とは

ROHS規制の対象の一つがフタル酸です。フタル酸は健康リスクが有るとされていますが、フタル酸が含まれているかどうかを調べるには検査会社に依頼するのが一番です。製品コントロールをするためにもこうした検査会社はメリットが有ります。

顕微鏡

新たな指令による変化

今回発令されたROHSによって、フタル酸の使用が禁止されました。しかし、禁止されたとはいえ、製品によれば引き続いて使用が可能なものもあるので、もう一度確認することが必要です。また、フタル酸が禁止されたことによって、輸出入も禁止になったので注意が必要です。

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規制物質を除去の仕方

ROHS対策は大変なものです。特にフタル酸除去は難しくその対策に苦戦している会社も少なくありません。こうしたフタル酸除去を効率的にするためにもコンサルタント会社に依頼して検査などをしてもらうと良いでしょう。

実質禁止となる可塑剤

顕微鏡

認定試験所で分析を

コンピュータ部品や家電製品・周辺機器などを製造しているメーカーでは、ROHS指令の改正に伴ってプラスチック材料の見直しが求められるようになりました。従来のROHS指令は特定の重金属類と臭素系難燃剤だけを対象としていましたが、改正されたことで2019年からはフタル酸エステル4物質も規制の対象とされるのです。フタル酸エステルはプラスチック材料を柔らかくするための可塑剤として多く利用されており、日本国内で売られる製品なら使用に問題ありません。フタル酸エステルの中には内分泌かく乱物質として作用する種類もあることから、欧州連合ではROHS指令の規制対象に追加することを決定しました。プラスチック中に含まれるフタル酸エステル含有率を電子・電気機器メーカーが知るのは難しいため、専門分析機関に依頼して独自に分析してもらう動きも広がっています。このようなフタル酸エステルは柔軟性が求められるケーブル類に多く使われており、パソコンや家電製品内部のケーブルも例外ではありません。多くの電気製品に付属するACアダプターなども同様で、ROHS改正の影響は周辺機器メーカーやサプライ品メーカーにまで拡大しています。新たなROHS指令が適用されると、4種類のフタル酸エステルは製品中の重量比にして0.1%までしか使用が認められなくなるのです。医療機器や監視装置・制御装置に関しては2021年からの適用となりますが、該当する企業では今のうちから対策をしておくのが無難です。プラスチック材料中に含まれる特定種類のフタル酸エステル濃度を測定するには、ガスクロマトグラフ質量分析計などの専用装置が欠かせません。国際規格に準じた分析装置と試験方法を採用する認定試験所に依頼すれば、信頼できる分析結果が得られます。フタル酸エステルを含むROHS分析を依頼する際には、国際規格の試験所認定を受けた分析機関を選ぶようにするといいでしょう。

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